IPv6(IPoE)環境でFTPサーバーに接続できない・つながらない時の備忘録
せっかくIPv6にしたのにFTPがIPv4以外受け付けない!
どうしても接続する必要があるのに!という人向け
当方の環境ではソフトウェア的解決方法は見つからなかったので設備と投資を増やしてハードウェア的解決をしました
用意するもの
・ルーター(ルーター機能があれば安いので良い。アクセスポイントにしかならない無線親機はだめ)
・適当なプロバイダ契約(IPv4(PPPoE)の契約)
ONU ── v6用ルーター(PPPoEパススルー設定にする)のLANから ── v4用ルーターWANへ(ルーターモードにしてPPPoE情報にv4用のプロバイダ情報入力)
この接続で普段はv6ルーターからPC有線直結or無線
FTPにつなぎたいときはv6ルーターの接続を切断、v4ルーターから直結するか無線を拾う
こうすればPPPoEでネットに出られてFTPにも繋がる
ONUはLANポートが一口しかなかったりするのでその先のv6情報が入ったルーターをパススルー設定にすると良い。
根本がONUではなくホームゲートウェイや提供モデムであればそこにIPoE情報が入っているので、ホームゲートウェイや提供モデムをパススルー設定にし、もう一個ルーターをつなげる。
結局PPPoEプロバイダ契約をもう一個増やすだけという力技であり小さいファイルのやりとりならスマホのテザリングでも十分なのだが、定期的に大容量ファイルをやりとりする必要があり、かつできるだけ切り替えの手間のかからない方法ということでこうなった。
NTT光ネクストがおおよそ4500円程度+v6プラスが1000~2000円+v4プロバイダが1000円程度とするとなかなかにランニングコストがかかる…
参考にさせていただきました