ハミルトン・ボッタスと変わらずのメンツ
ベルガー臭がひどくなってきたボッタスはハミルトンに一矢報いることができるのか?
昨年終盤にテン乗りのジョージ・ラッセルに分からせられたあとを引きずってなければ良いのだが。
チームはテストでは振るわなかったがこれは毎年の三味線お家芸なのでどうせ本番では強いんだろう。
レッドブル/ホンダ
エースフェルスタッペンにくわえて2ndドライバーには熟練のペレスが加入。
昨年終盤ギリギリに初優勝を飾ったことで未来が開けた。
ドライバーは盤石の布陣となり、テストでもホンダPUの信頼性は増していたようなのでメルセデスに渡り合ってくれることを期待。
サインツOUT、リカルドIN。ノリスが続投。
渡り鳥のリカルドが2ndドライバーに甘んじるはずもなく、昨年は放出決定だったサインツに変わりエースドライバーを努めたノリスとの関係性に注目。
PUがルノーからメルセデスにチェンジ。底力は上がったと見て良いだろう。
レッドブルの筆頭パートナーだったアストンマーティンがレーシングポイントに変わりIN。チームオーナーがアストンマーティンの大株主のため。
ペレスOUT、ベッテルIN。オーナーの息子ストロールが続投。
ベッテルの経験値と、決してただのボンボンではなく雨に強いというストロールの組み合わせは悪くはないものの、昨年の飛躍はピンクメルセデスと揶揄されたようにメルセデスからの不当提供があったため。ところが今年もさらにメルセデスに寄せてきたという吹っ切れっぷり。3~5位争いに顔を出すだろう。
車体カラーリングはめちゃシブ。
リカルドOUT、アロンソIN。オコン続投。
ルノーPUを使うチームは他にいなくなってしまった。
16年からのフル参戦で着実に底力は上げてきているものの、上位の牙城に食い込むのは厳しいか。
今年も3~5位争いの予感。
昨年よりひどいということはもう無いだろう。テストでもそこそこの結果。
安定性ばかりは本番になってみないとわからないが、ドライバーの力量は両者ともに十分。
序列3番手をしっかりと確保してほしいところ。
アルファタウリ/ホンダ
クビアトOUT、角田IN。ガスリー続投。
角田は昨年一年F2を追っただけだが、タイヤマネージメントと抜くべきところでのぶっ刺し力、不要な場面ではファイトを焦らない老獪さ、本当にこの子20歳??という感想であった。
F2でも序盤は苦戦が続いていたが、F1でも後半戦に期待。
チーム力としては中位チームには十分入れる期待値。
ライコネン&ジョビナッツィともに続投。
テストでは本家フェラーリに引けを取らない走りを見せており、下位安定のチームからの脱却を図る。
しかしなんかこうパッとしないチームである。
そういう意味ではミック・シューマッハが喉から手が出るほど欲しかっただろう。
ハース/フェラーリ
マグヌッセン&グロージャンOUT、ミック・シューマッハ&マゼピンIN。
F1界が誇らなかった二大ミサイルが出荷されたと思ったらF2期待の新ミサイルマゼピンが入荷されてしまった。
どうぞケツtoフィニッシュで周りには迷惑をかけないでいただきたい。
シューマッハのネームバリューとマゼピンの資金力で一気に潤った分開発資金は潤沢だったとおもうが、2021年は捨てゲー宣言済み。
しかもドライバーがいきなりふたりともルーキーというのは不安要素でしか無い。
ウィリアムズ/メルセデス
ラッセル&ラティフィともに残留。
ラッセルが昨年の本家メルセデス経験で一皮向けたのであればポイント圏内も夢ではないか。
テストでもラッセルは好調な走りを見せており、車体のカラーリングがかっこいいので是非とも頑張ってほしい。